XCode + HeaderDocによるドキュメント生成

最近iPhoneアプリをひたすら作っててふと思った。

「なんかJavaDocみたいなのほしいな。。。」とか。

Javaを書くときはJavaDocでもろもろ書いてるんだけど、iPhoneアプリObjective-Cなので、どうせなら新しいドキュメンテーションツールを使ってみたいなぁと思って調べてみたら、HeaderDocなるものを見つけた。

HeaderDoc:
http://developer.apple.com/mac/library/documentation/DeveloperTools/Conceptual/HeaderDoc/intro/intro.html

JavaDocみたいな感じで書いて、わりといろんな言語にも対応してるらしい。

そこそこ書きやすそうだったので導入してみた。

MacにDeveloperToolを入れると勝手に入るらしく、headerdoc2htmlやgatherheaderdocといったコマンドで生成できるらしい。

しかもテンプレートいじるといろいろできるらしく、ちょっと遊びがいがありそうな感じ。

ついでなのでXcodeのビルドプロセスが実行されたタイミングでHTMLが生成されるように設定してみた。

まず左側のペイン[グループとファイル]で[ターゲット]->{プロジェクト名}の順に展開していく。

次に{プロジェクト名}を右クリックし、[追加]->[新規ビルドフェーズ]->[新規スクリプトを実行]を選択する。

そうすると情報ウインドウが表示されるので、その中の[スクリプト]ペインに

mkdir -p apiDoc
find . -name \*.h -print | xargs headerdoc2html -o apiDoc
gatherheaderdoc apiDoc
と入力して情報ウインドウを閉じる。

これでビルドをかければその都度ソースコードに記述されたHeaderDocからHTMLが生成される。

なお、生成されたHTMLはプロジェクトディレクトリのapiDoc内に存在しているはず。
テンプレートつけないと味気ない感じは否めないですが。。。。